イタリア発泡ワインの海外輸出、2014年は24%増に。
終わりの見えない経済危機や不安のなか、明るい話もある。イタリアの発泡ワインの輸出が前年比24%増、売上で3億5千万ユーロに上ることが、イタリア最大の農業団体Coldirettiの調べでわかった。
終わりの見えない経済危機や不安のなか、明るい話もある。イタリアの発泡ワインの輸出が前年比24%増、売上で3億5千万ユーロに上ることが、イタリア最大の農業団体Coldirettiの調べでわかった。
皆さんは『ワインキット』を覚えておられるだろうか?原産地呼称保護の観点などからイタリア国内でも騒ぎとなり、数カ月前まではネット上でしか目にすることはなかった。しかしこの度、アイルランドに店舗が登場した。『Making Your Wine』という名のこの店舗、もちろんヨーロッパでは初の試みで、EUの法律にも違反することはないという。
紀元前3500年から1200年という非常に長い間続いた青銅器時代。当時のワインは現在のようなものではなく、ハーブを使い、薬のようにして使われていた。保存のため、また風味をよくするために使われていたのは、ハチミツ、ビャクシン、ギンバイカ、シナモン、ミント、シトロンのオイル、エゴノキやテレピンといった木から抽出した松ヤニ、カヤツリグサ(水棲植物で、エジプト人がパピルスをつくるために使っていた植物と同じ系統)などを原料として利用していた。
常に進歩し続ける技術。それに遅れをとることは、重要な市場でのチャンスを失うことにもなりかねない。270年の歴史を持つ世界最古の国際競売会サザビーズも例外ではない。この度サザビーズは、ネットオークションで世界最多の利用者を誇るeBayとの提携を発表。8月からeBay内にサザビーズのセクションを設け、美術・芸術品、骨董品、古書、宝飾品、高級ワインなどを出品。またライブ配信も行い、世界中からの入札を可能にするという。
ワイン業界で注目が高まっているロゼワイン。それはオークションの世界でも例外ではないようだ。
先日、アメリカのワインオークションサイトWineBidで、カリフォルニアの生産者Sine Qua Nonのロゼワイン“Queen of Cards 1995”が、なんと42,780ドル(約435万円)で落札された。このレベルの価格は、通常ブルゴーニュやボルドーの古いヴィンテージの落札価格に相当する。
アメリカでは自分好みのワインをつくるということがさらに注目されてきているようだ。少なくとも市場には手作りワインについての商品が投入され続けている。数年前にはWinePod(記事参照)が発売。これはブドウから自分のワインをつくるというオールインワインのワイン製造機だったが、今回は別の方法でオリジナルワインを手にできるWine Apothecaryを紹介する。
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ワインの生産地訪問は、ワインのテイスティングに留まらず、より広範囲なものになってきている。ここ10年で急激に伸びているワイン観光。世界中の多くのワイナリーでは、畑の見えるきれいなテイスティングルーム、ワイナリー訪問後にテイスティングを含めたディナーなど、訪問者により充実したサービスを提供するようになってきている。そんななか、世界で最も人気のワイン生産地をアメリカのニュースメディア『ハフィントン・ポスト』が調査した。
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