2008 年 4 月 28 日

満足感を得られるのは、高いお金を払って買ったワイン。

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 6:34 PM

すでに数か月前に一足先にお伝えしたニュースであるが、アメリカのスタンフォード大学ビジネススクールとワインエコノミスト協会が行った最終的な研究結果が発表された。このテストは専門家、一般人のボランティアを対象に行われたもの。

ワインエコノミスト協会が行ったワイン専門家ロビン・コールドスタイン氏による最初のテストは、506名を対象とし523種類のワインを用いて行われた。1度目のブラインドテイスティングでは、多くの参加者が低価格のワインを美味しいと答えた。この数は150ドルのドン・ペリニヨンを好んだ参加者よりはるかに多かった。2度目は価格を明示し(正しい価格表記とわざと違う価格表記をしたもの)行われたが、1度目と全く異なる結果となった。参加者のほぼ全員が、価格の高い、もしくはそう思われるワインを高く評価した。

20人の学生を対象に異なる種類のワイン5本を試飲してもらい、その間、脳の反応を観察するといった違う方法で行われたスタンフォード大学ビジネススクールのテストでも結果は同じであった。

笑ってしまうような結果であるが、頭で起こる錯覚が体の反応に深い影響を与えるということについては考えさせられる。後者のテストで使われた5種類のワインは実際は同じもの(わざと価格表記だけを変えていた)だったのだが、試飲した学生の脳は、より高価な価格のワインを飲んだ時に、うれしさをつかさどる分野がより刺激されていた。

 

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