2014 年 8 月 28 日

イスラエル:テル・カブリ遺跡で見つかった世界最古のワインの原料は?

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 5:19 PM

tel_kabri_ancient_wine紀元前3500年から1200年という非常に長い間続いた青銅器時代。当時のワインは現在のようなものではなく、ハーブを使い、薬のようにして使われていた。保存のため、また風味をよくするために使われていたのは、ハチミツ、ビャクシン、ギンバイカ、シナモン、ミント、シトロンのオイル、エゴノキやテレピンといった木から抽出した松ヤニ、カヤツリグサ(水棲植物で、エジプト人がパピルスをつくるために使っていた植物と同じ系統)などを原料として利用していた。

これはイスラエル北部にあるテル・カブリ遺跡で、貴族の部屋と思われる部屋で発見された40の甕(アンフォラ)のなかに残っていた“ワイン”を分析してわかったもの。マサチューセッツのブランダイス大学の考古学研究チームが調査し、8月27日付けの科学雑誌『Plos One』に掲載された。

執筆したAndrew Koh氏は「これらの材料は植物学に精通した知識と、保存の効く複雑さのある飲料をつくるという薬学に長けた知識、心地よい風味をもたせ、精神面にも効果があるようにつくられていたということを示している。このようにとても古い甕のなかで保存されていた液体を見つけられるだけでも非常にまれなことであるが、当時のワインが非常に価値のあるものとされていたことがわかったことも重要だ。これらの甕は当時の長老の部屋で見つかっている。ワインはみんなで飲むためにではなく、この長老の楽しみのために飲まれており、また彼の権威を象徴するものであったと考えられる。」と述べた。

Source: WineNews

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