2014 年 9 月 30 日

歯科医には超貴重?ブドウの搾りかすから骨充填剤を生成。

Filed under: 研究 — vinovinovino.com @ 4:41 PM
English: Fresh red grape marc from a winery in...

English: Fresh red grape marc from a winery in the Barossa Valley, South Australia, held in hands to show scale. (Photo credit: Wikipedia)

ワイン醸造廃棄物(ブドウの搾りかす)が骨の再成長を促進する-。先日開かれた科学会議『Vino e Innovazione(ワインとイノヴェーション)』において、アスティにある研究機関Nobil Bio Ricercheで研究に携わる化学者マルコ・モッラ氏が、ワイン醸造廃棄物が骨の再生を促進することを発表。現時点で実験的に確認されているとしている。

モッラ氏は「インドで行われた研究では、ワイン醸造廃棄物は“宝”だという。そこに含まれるポリフェノールは骨の再形成を促進し、骨粗しょう症を予防する働きがああることを示した。さらに抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、抗がん作用もある。私の所属する研究機関では、主に歯学に利用するための研究を行っているが、ここではブドウの搾りかすからの抽出物を薬に変えるための研究も行っているほか、その絞りかすから分子を抽出し、インプラントなどに使われる骨充填剤の生成も実現している。」と話した。

醸造の廃棄物からの抽出物は、100kg40セントと非常に低価格だ。しかしポリフェノールなどの副産物市場はヨーロッパだけで10億ユーロの価値があると言われている。モッラ氏は「我々はいくつかのワイナリーとも協力し、Innuvaという協会を設立した。ここでは骨の再成長に関わる薬を開発するにあたり、ワイン醸造廃棄物のリサイクルを促進する活動を行っている。」と加えた。

モッラ氏はさらに「ブドウの廃棄物を利用したものとしては近々化粧品のラインも発表される予定だ。まずはネッビオーロやグリニョリーノの皮の抽出成分を利用したボディソープが発売される。」と発表している。

Source: WineNews

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