2014 年 12 月 10 日

パンテッレリア島のアルベレッロ式栽培、ユネスコの無形文化遺産に。

Filed under: シチリア — vinovinovino.com @ 4:13 PM

シチリアのパンテッレリア島で栽培される品種ジビッボのアルベレッロ式栽培形態が、ユネスコの無形文化遺産に登録される。立候補を推進していたピエール・ルイジ・ペトリッロさんは「農法が無形文化遺産に登録されるのはこれまでに前例がない。4年をかけてとうとう実現できた。とても感動している。」と喜ぶ。「今朝(登録の発表)まではまだ何もわからなかった。だが最終的には無形文化遺産としてパンテッレリア島の栽培形態が161カ国から認証された。これはUNESCOが真の意味での文化の力を認めた、イタリアの大きな成功だといえる。」

イタリア農林政策省のマルティーナ大臣は「イタリアがさらに世界遺産を増やしたことを非常に誇りに思う。パンテッレリア島のアルベレッロ式栽培形態は、農法として文化遺産登録された初めてのケースで、我が国の特性が評価を得た形だ。今回の登録は、シチリアそしてこの農法にとって大きな助けとなるだろう。さらに今後はイタリアの農業についてもさらに多くを語っていきたい。」と述べた。

パンテッレリア島のジビッボ(専門的にはモスカート・ダレッサンドリアという品種)の起源は北アフリカで、フェニキア人によってパンテッレリア島に持ち込まれたと言われている。一方ジビッボが栽培される島の段々畑はアラビアを起源としている。現在ジビッボは一般的にコルドーネ・スペロナート式で栽培されているが、パンテッレリア島では昔ながらのアルベレッロ式が守られている。 ジビッボのリキュール生産に必要な糖度を得るため、ブドウはかなり成熟させたものを収穫し、圧搾の前に木製の棚(千年以上前から伝わる伝統)を使って干す。パンテッレリア島のジビッボのワインは、こうした古くから伝わる伝統に則って生産されている。

今回の登録で、イタリアの無形文化遺産として「テノール風の歌の口承伝承:サルデーニャ牧羊文化の無形遺産としての表現」、「シチリアの人形劇」、「地中海の食事」、「クレモナの伝統的なバイオリンの工芸技術」、「大きな構造物を担いでの行列の祝賀行事」に続き6つめとなる。

 

Source: Lo Zibibbo di Pantelleria patrimonio dell’Unesco – Repubblica.it Palermo

 

 

 

 

 

 

 

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