2009 年 1 月 12 日

海中で熟成を行う“海のスプマンテ”が2010年に誕生。

Filed under: リグーリア — vinovinovino.com @ 11:38 AM

ジェノヴァ県キアーヴァリで、30年前からワイン作りを行っているワイナリー『ビッソン(Bisson)』が、スプマンテの熟成を海中で行うというアイデアを生み出した。

ビッソンのオーナー、ピエロ・ルガーノ氏は「スプマンテを熟成させるための場所が少ないことから、古代ガレー船とその残存物のことを考え始めるようになった。特に、そこで発見された壷の中に入っていたワインが周囲の環境に影響されることなくその状態を保っていたことに注目した。」と語る。

公表されている地域は、リゾート地としても知られるポルトフィーノだが、現在のところボトルを沈める正確なエリアはトップ・シークレットとして知らされていない。海の中という場所は、スプマンテの熟成に理想的な条件を満たしているという。深度は50~70メートル、温度は摂氏15℃、温度変化も非常に少なく、光はほとんど差し込まない。

このスプマンテに使われるブドウはビアンケッタ・リグーレ。この品種はレヴァンテにのみ存在しているもので、丘陵地帯での日当たりなどを鑑みながら、最良の配置で植えられたものである。この“海のスプマンテ”の生産は現在、マロラクティック発酵の段階で、次はいよいよポルトフィーノ海中での熟成となる。このスプマンテは2010年に完成する予定で、5,000リットルの生産量が見込まれている。すでに国内だけでなく、アメリカやカナダなど海外市場からの注文が寄せられている。

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