2009 年 5 月 5 日

環境にやさしいペットボトルワイン。

Filed under: 海外,研究 — vinovinovino.com @ 11:27 AM

オーストラリアのワインメーカーFoster’sは、同社の取り扱うWolf Blass(ウルフ・ブラス)ブランドのワインボトルに、新しい技術を用いた耐久性のあるペットボトルの採用を決めた。『グリーンラベル』ラインとして登場するのはスパークリングワインとカベルネ・ソーヴィニョンで、来週からオーストラリア国内で1本17ドルで販売される。

ウルフ・ブラス国際部門責任者のオリヴァー・ホーン氏は、ガラス製のボトルによく似た形で、12ヶ月の保存を可能にした“ダイヤモンド・クリアー”を呼ばれる新技術が採用の決め手になったと語った。しかしホーン氏は同時に、このボトル採用はペットボトルのワインを受け入れる消費者を獲得する新たな試みであることを認めている。Foster’sはペットボトルを利用することで二酸化炭素排出量を29%削減できるという研究結果をもとにくりひろげる販促キャンペーンに100万ドルを投資している。

ホーン氏は「ワインは非常に伝統ある製品です。ですから消費者は始めのころ、コルク栓からスクリューキャップへの移行に懐疑的でした。しかし、もしこのボトルがただ便利だからというだけでなく、環境に良い製品なのだということがわかれば、消費者はこのペットボトルワインを受け入れてくれると考えています。」と述べた。高級ワインなど何年か保存されるワインがあることに対して、ホーン氏は調査の結果、92%のワインが購入から48時間以内に飲まれていることを挙げた。「ですからペットボトルワインのターゲットは、環境への配慮を自覚しながら日常的にワインを購入している大部分の消費者です。」

さらにホーン氏は、すでにカナダやイギリスで販売されているペットボトルワインは、ボトルの色が濃かったり、保存期間が9ヵ月と短いことなどからあまり成果が上がっていないと語った。これらのケースでは、環境に対する科学的な根拠がなされたわけではなく、特に利便性とパッケージの無駄を減らすことを目的にしたものだった。

「しかし今回我々は炭酸ガス放出に着目し、ペットボトルの有効性を究明しました。今回の販促キャンペーンの目的は、我々がどのようにしてワインの品質と風味を保ちつつ、二酸化炭素排出量を29%削減することに成功したのかを広く知ってもらうことにあります。」

同氏はFoster’sがまずオーストラリア市場でこの新しい製品をテストし、その後海外への輸出に適用するかどうかを決定するだろうとも述べた。

(ロイター)

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