5月の悪天候でピエモンテのブドウ収穫量が例年の50%に?
今年の収穫はピエモンテでも歴史的な不作となるかもしれない。5月に続いた悪天候のため、全生産量の50%を失ってしまうかもしれないというのだ。これはイタリア農業団体Coldirettiのアスティ支部の専門家が判断したものである。ピエモンテには18,000ヘクタール以上という広大なブドウ畑が広がる。日照りが続き、暑くなると思われる夏が、前出の50%という値を30%にまで減らすかもしれないと予想されているが、雨による直接的な被害以上に、生産コストの上昇も懸念されている。