2009 年 6 月 10 日

1日1~2杯のアルコールで胆嚢結石のリスクを軽減。

Filed under: 研究 — vinovinovino.com @ 12:37 PM

イギリス、イースト・アングリア大学のPaul Banim教授率いる研究チームが、適度なアルコール摂取が胆嚢結石の形成を抑制する働きがあることを明らかにした。同研究チームは25,000人の男女を対象に、その働きを調べたところ、1日1 ~2杯のアルコール(ワインもしくはビール)を飲む人は、胆嚢結石が形成される可能性が3分の1にまで減少したという。Banim教授は、アルコールが結石を形成する胆汁中のコレステロールを減少させると唱えている。

Banim教授の研究チームは今回、45~74歳までの男女を対象とした、ダイエットと癌の関係について分析した広範囲にわたる研究データを用い、アルコール摂取と胆嚢結石のリスクの関係を10年分の資料をもとにして分析。これにより、全くアルコールを飲まない、もしくは少ししか飲まない人より、1日1~2杯を適度に飲んでいる人の方が胆嚢結石のリスクが32%低いことが明らかになった。

胃腸病学を専門とするBanim教授は、アルコールは心臓病を予防する善玉コレステロール(HDLコレステロール)のレベルを上げ、胆汁中のコレステロール形成を改善する可能性があると指摘する。もちろん、この研究はアルコールを際限なく飲むことを推奨するものではない。しかし、健康に良い効果をもたらす適切なアルコールの量を探る有意義な試みとなった。1日に飲むアルコールの量としては、一般的に男性は1日3~4杯、女性は1日2~3杯が限度だとされている。

 

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