2009 年 7 月 1 日

ペットボトルワインの良し悪し。

Filed under: 海外,研究,調査 — vinovinovino.com @ 12:13 PM
ペットボトルワイン

ペットボトルのワインは、ガラス瓶のワインよりも環境にやさしいが、高級な赤、白ワインには特に「フレンドリー」なものではないようだ。

現在、少なくともオーストラリアのワイナリー2社がペットボトルのワインを生産している。そのウリは環境にやさしく(エコフレンドリー)便利な点である。ペットボトルは100%リサイクルができるが、ガラスボトルはその一部しかリサイクルできない。

しかしペットボトルを製造しているオーストラリアの会社Portavinが行った研究で、ペットボトルによるワインの保存性に疑問が投げかけられた。

この研究によると、短い期間ではペットボトルとガラスボトルのワインの風味はほぼ同じであったが、約8か月が過ぎたペットボトルワインの質は劣化し始めたため、瓶詰めから12ヶ月以内に飲んでしまうのが理想的だという。

ペットボトルは空気の透過性があるため、中のワインを酸化させてしまう。瓶詰めの際は、脱酸素剤とともに瓶内に入る酸素の量を制限することができるが、それでもその効果は12ヶ月しか持たない。

Portavin社の最高経営責任者であるイアン・マシューズ氏は、「ペットボトルワインは、売上の大半を占める13~15ドルの回転のはやい部類のワインに最も適しているといえます。」と述べた。ペットボトルはガラスボトルと比べ、温室効果ガス排出量が約30%少なく、低価格でリサイクルにも安全な材質であるため、大手ワインメーカーのウルフブラスもペットボトルワイン“グリーンラベル”を発売している。

なお、Winemakers’ Federation of Australia Vintage Reportによると、オーストラリアではシラーズがシャルドネを抜き、一番人気のブドウ品種となった。これは2006年以降はじめてのことである。シラーズはオーストラリアでの全生産量の23.6%を占め、次にシャルドネ(23.4%)が続いている。しかしシャルドネはオーストラリアで最も人気が高い白ワインであることに変わりはない。

オーストラリア約340件のワイナリーを対象として行われたこのレポートでは、同国のワイン生産が7%(約125,000トン)減少したことも公表された。これには水不足、気温の上昇が影響している。

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