2008 年 8 月 5 日

原産地呼称制度がなくなる?

Filed under: その他 — vinovinovino.com @ 12:47 PM

先日8月1日、新しいワイン市場共通制度(OCM)が導入されたが、これらの中でも非常に注意を要する規定、つまり原産地呼称制度についての改変が、わずか1年以内、2009年8月1日に施行されることになりそうだ。欧州連合(EU)で有効とされるのは「DOP」と「IGP」で、イタリアでは現行のDOCG、DOC、IGTはなくなる。品質保証規定は国内レベルではなく、共同体レベルで規定されることになる。EUに属する国々には、それぞれ異なるシステムが導入されているが、現在38のDOCG、316のDOC、118のIGTを規定し、全生産のおよそ50%がこれらの規定によって行われているイタリアでも、その衝撃は大きい。

この新しいOCMによって、特に予想されている改変はなんだろうか?イタリアワイン原産地呼称保護組合連合FederDoc代表、リカルド・リッチ=クルバストロ氏に話を聞いた。

『新しいOCMの一番重要な点、つまり原産地呼称に関する問題については、2009年8月1日からの施行が予定されており、まだもう少し時間が残されていると考えています。

DOPとIGPを使用することにより、現行のDOCG、DOC、IGTで培ってきた品質を保証するピラミッド型の制度は廃止されることになります。つまり、ワインの評価基準はただ2つのカテゴリーに属することになり、共同体レベルで簡略化されるということです。地理的表示のないワインか、DOP、IGPといわれる地理的表示のあるワインかのどちらかになります。我々の観点から言えば、この新しい評価方法はワインの呼称を国際レベルで保証できるものであるかもしれない一方で、ヴィンサント、ヴィーノ・ノービレ、アマローネ、ブルネッロ、エスト!エスト!!エスト!!!などといった伝統的なワインそれぞれに合った適切な保護規定がなくなってしまうかもしれないという危険をはらんでいるのです。これはイタリアだけに限らず他の国でも同様です。』

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