2009 年 12 月 11 日

イタリアのワイン愛好家、83%が「土着品種ワインを選ぶ」

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 10:46 AM

terroirイタリア国内1,456名のワインとインターネットの愛好家を対象に、イタリアのワイン専門ニュースサイトWineNewsとVinitalyが共同で行ったアンケート調査で、83%がイタリアの土着品種ワインを好むという結果が明らかになった。国際品種のワインを選ぶ人はわずか17%にとどまった。

ワインの特徴を表現するときの生産地とのつながりについて、71%が『根本的なこと』、27%が『非常に重要』だと答えている。実際、その土地次第でブドウはそのポテンシャルを表現できるかどうかが決まる。地域によって異なる気候、土壌の特徴などによってその表現力も異なってくる。例えばサンジョヴェーゼはこれらの条件によってその特徴を変化させる非常にデリケートな品種である。品種独自の根本的な特徴を表すのはもちろんだが、栽培されている地域によってニュアンスが変わってくる。例として、モンタルチーノのサンジョヴェーゼはトスカーナ沿岸地域や、キアンティ・クラッシコのサンジョヴェーゼとは特徴が異なる。しかしこれら3種類全てがそれぞれ地域の特徴を表現した素晴らしいワインとして認められている。

イタリアで人気の土着品種

  • サンジョヴェーゼ 31%
  • ネッビオーロ 29%
  • バルベーラ 10%
  • アリアニコ 9%
  • モンテプルチャーノ・ダブルッツォ 5%
  • ネーロ・ダーヴォラ 4%
  • サグランティーノ 3%

また上記以外にも、グレコ、トカイ、コルヴィーナ、ヴェルディッキオ、ネグロアマーロ、フィアーノ、カンノナウ、プリミティーヴォ、ランブルスコ、ドルチェット、プロセッコ、レフォスコ、グリッロ、マルヴァジアなど多くの品種を自分のお気に入りとして挙げている人が多くいた。

土着品種と土地とのつながりをうまく表現している原産地呼称ワインとしては、33%がバローロ、ランゲ、19%がキアンティ・クラッシコとキアンティ、11%がブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、8%がバルバレスコ、ランゲと答えた。つづいてアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ、サグランティーノ・ディ・モンテファルコ、コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネのプロセッコなどが挙げられた。

今回の調査では、ブドウの品種がワインづくりの中心となる要素ではあるものの、それだけでは偉大なワインのアイデンティティーという重責を担うことはできないということが浮き彫りになった。つまりブドウ品種はワインに現れる畑の気候、地勢、土壌の個性、そしてそれを生産する人間を表現する“テロワール”を構成する要素の一つなのである。

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