女性に朗報?1日1杯のワインが体重増加リスクを軽減。
1日2杯のワインを飲む人は、全く飲まない人よりも太らない-。これはボストンのブリガム・アンド・ウィメンズ病院のLu Wang博士が行った調査結果で、医学誌『Archives of Internal Medicine』に掲載された。
この調査は13年間にわたって平均的体重のアメリカ人女性19,220人を対象に行われた。うち38%は全くアルコールを飲まない人であったが、13年間にわたる調査の結果、体重が増加した人の大半が全くアルコールを飲まない人たちだった。医師によると、人間の体は食物を食べるときとアルコールを飲む時では、カロリーの消費の仕方が異なるとしている。
今回の調査によりアルコールを飲む人ほど体重が増える可能性が減り、また赤ワインを飲む人はビールやスピリッツを飲む人よりも体重の増加が少ないこともわかったが、アルコール消費と体重増加における明確なつながりについては言及されていない。しかし、イギリス栄養士会(Britich dietetic Association)のキャサリン・コリンズ氏は、ワインを体重を減らすものと考えるべきではないと指摘する。
「これらの女性たちが正しい栄養をとり、健全なライフスタイルを持ち、夜に1日1~2杯のアルコールを楽しむのであれば、リラックスするのにチョコレートバーを食べる人たちよりもカロリー摂取は少ないでしょう。もちろん、1日2杯以上のアルコールを飲む人の体重が増えることは明らかです。この調査が示しているように、健全なライフスタイルには節度が求められます。ワインを飲む人でも糖分やカロリーの多いおやつをとる傾向が強いかもしれません。大事なのは『何があなたにとって害になるか?』を知ることです。」
なお赤ワインを飲むことによる健康への良い影響はすでに多くの研究結果から知られている。ロンドンにある国民保健サービス機関のBarts and The Londonとロンドン大学クイーン・メアリーが共同で行った研究では、赤ワインが動脈硬化に効果があることが示された。またコペンハーゲンにある予防医学協会の研究では、1日1杯の赤ワインを飲むことで善玉コレステロールが16%増え、血液凝固因子のひとつであるフィブリノゲンを最大15%減らすことがわかっている。
一方で、2008年にニューヨーク州立大学バッファロー校が行った研究では赤、白どちらのワインも肝機能を強化するが、白ワインのほうが赤ワインよりもより好ましい効果があるとみられている。
Source: Telegraph.co.uk
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