2010 年 3 月 16 日

生産量、栽培面積でみるイタリア原産地呼称ワインランキング(2005-2007:Federdoc調べ)

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 12:56 PM

イタリアの原産地呼称ワイン保護の任意組合連合Federdocがイタリア原産地呼称ワインについてのデータを発表した。これは主な原産地呼称ワイン(年間生産量が10万ヘクトリットルを超えるもの)の生産量、栽培面積、2005年から2007年にかけての生産量の動きをまとめたものである。80万ヘクトリットルを超える生産量をもつ原産地呼称ワインはモンテプルチャーノ・ダブルッツォとキアンティである。もしキアンティにキアンティ・クラッシコも加えるとすれば、その生産量は100万ヘクトリットルを超える。続いて生産量50万~70万ヘクトリットルの間に位置するのがアスティ、ソアヴェ、トレンティーノ、40万ヘクトリットル超となっているのがオルトレポ・パヴェーゼ、トレッビアーノ・ダブルッツォ、コネリアーノ・ヴァルドッビアーデネ、ヴァルポリチェッラとなっており、これらが生産量でみるイタリアの9大ワインである。

なお世界的にも有名なDOCGワインワインを見てみると、バローロは2007年生産量は8万2千ヘクトリットルで第40位、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノは5万8千ヘクトリットルで第54位、キアンティ・クラッシコは26万4千ヘクトリットルで第14位となっている。またバルバレスコは3万2千ヘクトリットルで第75位である。


栽培面積のデータでは、2005年から2007年の間にキアンティは、生産量ではモンテプルチャーノ・ダブルッツォに追い抜かれたものの、栽培面積では上回っており、申告された栽培面積は、モンテプルチャーノの1万2千ヘクタールに対して、1万5千ヘクタールとなっている。ここでも、キアンティ・クラッシコの栽培面積5,800ヘクタールを加えれば、キアンティの総栽培面積は21,000ヘクタールを超える値となり、他のワインを大きく引き離す数字である。有名DOCGを見てみると、キアンティ・クラッシコは栽培面積で第7位、バローロは40位から34位に、ブルネッロは54位から44位、バルバレスコは75位から67位にそれぞれ順位を上げた。


原産地呼称ワインの中で大きな成長を見せたのはトレッビアーノ・ダブルッツォで、2007年の生産量は2005年と比べ約2倍となった。次はトレッビアーノ・ディ・ロマーニャでその成長率は64%に達した。この2つのワインの生産量を足すと約60万ヘクトリットルとなり、イタリアの原産地呼称ワインのトップ5に入る。サンジョヴェーゼ・ディ・ロマーニャの次にはアスティやフランチャコルタなどのスプマンテが続いており、いずれも30%を超える成長率となっている。またコネリアーノ・ヴァルドッビアーデネも20%の成長を見せており、このグラフではスプマンテの成長が明らかとなっている。


一方で有名な原産地呼称ワインの生産量の落ちこみも見られる。オルヴィエートは2005年比-20%、カステッリ・ロマーニは-17%、フラスカーティ-11%などとなっており、データを見た限りでは中部イタリアの白ワインが減少していると言えるだろう。

Source: I numeri del vino

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