2008 年 9 月 3 日

イタリアワイン輸出における新市場とは?

Filed under: 海外 — vinovinovino.com @ 10:12 AM

イタリア貿易振興会(ICE)ワイン部門責任者のステファノ・ライモンディ氏は、ブラジル、ロシア、インド、中国といったこれから経済発展の期待される国々には、イタリアワイン輸出に関して非常に興味深い市場があると述べた。特にロシアでは、すでにワイン消費において興味深いデータがでており、近い将来モスクワやサンクトペテルブルクといった大都市だけでなく、その他の主要都市でも市場が広がると期待されている。一方ブラジルはすでに市場が確立してきており、イタリア貿易振興会は現在その更なる市場開拓にむけた販売促進に力を入れている。

また中国市場は過去2年間で、大きな成長率を見せている。一方インドでは、未だ税金や文化的な面の問題(インドの食文化へのワインの投入)があるが、特に高級レストランなどの市場では需要が伸びてくるのではないかとみられている。

これらの国々は、それぞれ非常に異なる特色をもっている。ワイン輸出において、品質や価格面からそれぞれの国に合ったワインを決めるにはどうしたらよいのであろうか?

『通常、ワインの消費は収入面の余裕と非常につながりがあります。つまり成熟した市場、経済的に発展している市場には、大手百貨店チェーンなどでも売ることができるミドルレベルのワインが適しているでしょう。いずれにせよ、イタリアワインの需要がある市場というのはどれも魅力的な市場といえます。』(ライモンディ氏)

またイタリア貿易振興会の分析によると、新しく欧州連合に加盟した東欧の国々の市場は、これからその発展が期待できる新しい市場であるとみられている。

それでは、これらの国のほかに注目すべき新しい市場はあるのだろうか?

『まずアジアのいくつかの市場、例えば韓国、台湾、ベトナムといった市場に注目しています。すでに中国、日本、韓国に向けそれぞれの言語でイタリアワインのウェブサイトを公開していますが、ベトナム語によるサイトも開設しており、これは異なる文化をもつ国々に少しでもイタリアワインというものを近づけていくため、非常に重要な投資だと考えています。これらの市場を開拓するには、コミュニケーションだけでなくプロモーション活動、市場の育成が必要不可欠です。』(同氏)

 

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