シャルム・ソムリエ2008:イタリア最優秀ソムリエが決定

昨日21日、『シャルム・ソムリエ2008』の決勝が行われ、2人のソムリエが最優秀者に選ばれた。このシャルム・ソムリエは、イタリアソムリエ協会、BISOL、CARPINETOなどのワイナリーが協賛して開かれるコンクール。
20人のファイナリストのなかから選ばれた最優秀ソムリエに輝いたのは、ロヴィーゴのElisa DilavanzoさんとヴェローナのJgor Mariniさん。ジャーナリスト賞にはミラノのEmanuela Guoliさんが選ばれた。
最終選考はディナー形式で行われた。20人のファイナリストは、クリスタルのキャットウォークを闊歩して登場。その後、テーブルについている審査員や同席者たちの質問に答えながらワインをサーブする。このコンクールの立案者でもある歴史あるワイナリー、ビソル社最高責任者のジャンルカ・ビソル氏、イタリアソムリエ協会会長テレンツィオ・メドリ氏といった審査員たちが、候補者たちの一挙一動や才能を注意深く観察し評価した。また審査員とともに参加した同席者たちもディナーサービス全体の評価に加わったという。エレガントさ、判断能力、カリスマ性などの総合評価で審査員が最終的に選んだのが、ヴェネト州の2人の若きソムリエ。
2009年のシャルム・ソムリエは国際コンクールとなり、イタリアのみならず海外からも参加者を募る。すでに各方面から問い合わせを受けているという。
