2010 年 11 月 8 日

中国と日本、二つの異なる市場へ向けた対策とは。

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Vinexpo Asia-Pacific 2008

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日本と中国、イタリアワインにとってこれら2つの市場は非常に異なる顔を持っている。日本市場は非常に厳しい状態にはあるが、すでにイタリアワインの文化 が浸透している。一方で中国経済は急激に成長しているが、イタリアワイン文化を広げるためにはこれからしっかりとした足固めをしていかなければならない。 これら二つの全く異なる市場へ向けた現在、そして将来にむけ、どのような対策をとっていくべきだろうか?先週末香港で開催された『Hong Kong International Wine & Spirits Fair』に参加したブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、キアンティ・クラッシコ、ノービレ・ディ・モンタルチーノの各組合代表に話を聞いた。

ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ組合 – エツィオ・リヴェッラ会長
「日本市場はすでに十分成長している。イタリア料理も非常に人気があり、イタリアンスタイルのレストランも数多い。また日本人はとても正直で、5セントもごまかすことはない。そのため規模は大きくはないが将来性があり、優良な市場だ。経済危機が去り、若者が仕事を見つけられるようになれば、ワインの売り上げはもっと上がるだろう。一方で中国はとても大きく将来が楽しみな市場だが、イタリアワインを定着させるためにはやらなければならないことが山ほどあり、かなりの時間がかかるだろう。」

ノービレ・ディ・モンタルチーノ組合 – フェデリコ・カルレッティ会長
「日本は、現在の経済危機下では少なくとも我々の標準の水準、つまり高すぎない価格帯のワインにとってはすでに確固とした市場だ。日本人はイタリアワインに関わることを正しく理解している。だが中国では全て一から始めなければいけない。中国でのワイン消費は毎年2倍ずつ増えているが、言葉やワイン業界、そして仕事をしっかりと理解し、中国の人々にイタリアワインというものをよく知ってもらうため、良い関係を作り上げていくことに尽力する人材が必要だ。日本が重要な市場であることに変わりはないが、今後は日本よりも中国にもっと投資していくことになるだろう。」

キアンティ・クラッシコ組合のマーケティング責任者 – シルヴィア・フィオレンティーニさん
「日本市場には確かさがあります。我々のワインを正当に評価する信頼できる人々がおり、経済危機からも必ず抜け出すでしょう。一方中国市場については多くの疑問点があります。急激に経済は成長し、人々のワインに対する興味は高まっているため、我々もそれに向けた準備をする必要があります。ただその結果を見るには数年を要するでしょう。ですから、中国市場で将来的に大きな満足感を得られるであろうことを考慮しながら、短期間の成功を見出すためには私は日本市場に重きを置きます。」

Source : WineNews

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