2010 年 11 月 16 日

トスカーナ州に8番目のDOCGが誕生:エルバ・アレアティコ・パッシート

Filed under: トスカーナ — vinovinovino.com @ 12:10 PM

トスカーナ群島の島の一つであるエルバ島のシンボル的なワイン、エルバ・アレアティコ・パッシートが近日中にトスカーナ州第8番目のDOCGとなる。正式名は「エルバ・アレアティコ・パッシートもしくはアレアティコ・パッシート・デッレルバ」となる。先週開かれた公開審査にはエルバ島から約20の生産者が集まり、その場でDOCGの新規定が認可された。数日中にはローマのDOC委員会でも承認される予定だ。

エルバ島では、エトルリア人がいた時代からブドウ栽培が行われており、ピサを経由してトスカーナ全土へワインが輸出された中世にもその栽培は盛んであった。ロレーヌ公レオポルトはポルトフェッライオでワインの販売を規定し、16~20世紀の間に島全体の総面積の約4分の1がブドウ畑となり、ブドウ栽培はエルバ経済の大きな資源となった。

現在ブドウ畑の総面積は250ヘクタール、うち約160ヘクタールがDOCに登録されている。戦後、観光産業の成長に伴い、ブドウ畑面積はかなり縮小されることとなった。しかし近年、抜本的な方向転換が成され、これによりエルバ島のブドウ栽培は生産量で、そして特に品質面での向上をもたらした。

エルバ・アレアティコ・パッシートはブドウ品種アレアティコからつくられるワインで、少なくとも10日間戸外で陰干しされる。今後このエルバのワインが古代の偉大さを取り戻せることになるのかどうか、これからが楽しみである。

Franco Ziliani
Source : Vino al vino

 ,

コメントをどうぞ

認証用の文字が見づらい場合は、右のボタンを押し、再読み込みしてください。
*

Spam Protection by WP-SpamFree


Produced by ©Alphanet s.r.l.