2010 年 12 月 20 日

イタリアの発泡ワイン生産量、フランスを抜く。

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 11:46 AM

2010年イタリアでは3億8千万本の発泡ワイン(特にシャルマー製法のもの)が生産された。一方でフランスでは発泡ワイン(特にシャンパン)の生産本数が3億7千万本となり、生産本数で2位に転落した。スペインは3億2千万本(大半がカヴァ)の生産本数で3位となった。発泡ワインの主要生産量は以下の通り。全世界の総生産量は20億本を超える。

  1. イタリア 3億8,000万本
  2. フランス 3億7,000千万本
  3. スペイン 3億2,000千万本
  4. ドイツ 3億1,000千万本
  5. ロシア 3億本
  6. アメリカ 7,000千万本
  7. ハンガリー 7,000万本
  8. オーストラリア 2,500万本
  9. カナダ 1,500万本
  10. その他 1億6,500万本

12月10日から1月10日まではクリスマスシーズン。世界中で1億5千万本のイタリアの発泡ワインが消費される。これは2010年の年間生産量の約40%。Assoenologi(ワイン醸造専門技術者協会)のデータによると、このシーズンだけでイタリアでは4,000万本が売れるという。

Assoenologiのジュゼッペ・マルテッリ代表は「クリスマスシーズンにスーパー、エノテカ、レストランなどでイタリア人が購入するワインや発泡ワインの総額は10億ユーロ(約1,100億円)にのぼる。この時期、ワインや発泡ワインをクリスマスプレゼントに贈る数は上昇する。未だ経済危機は去っていないが、2009年比3%増が見込まれている。」と説明した。また最新のデータによると、全世界におけるイタリアの発泡ワイン売上量は2009年比21.3%増を記録している。Assoenologiによると、イタリア国内外で最も多く売れたイタリアの発泡ワインはアスティとプロセッコである。

イタリアは伝統的に発泡ワインを多く飲む国ではない。1人当たりの発泡ワインの年間消費量は3.5本となっている。一方でドイツでは1人当たりの年間消費量が6本、フランスでは5本、スペインでは4本である。

また2010年はクラシック製法のロゼの年とも言える。昨年と比べその需要は100%も上昇した。

シャルマー製法とクラシック製法
シャルマー製法では、発酵をオートクレーブで行い、これには1~9カ月かかる。イタリアではプロセッコ、アスティ、ブラケットなどがこのタイプに入る。シャルマー製法のワインは若々しさやフレッシュさが特徴的。
クラシック製法は瓶内で発酵させるタイプで、9~36ヶ月間かかる。イタリアではTrento DOCやフランチャコルタ、アルタ・ランガなどが知られている。この製法でつくられる発泡ワインは、複雑さや洗練さが特徴だ。

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