2010 年 12 月 28 日

【中国】河北省で偽造ワイン押収。地元のワイン産業に大打撃。

Filed under: 海外 — vinovinovino.com @ 9:53 AM
Wine bottles all ready to be filled.

Image via Wikipedia

中国河北省秦皇島市昌黎県で、ワインに化学物質を加え、さらに上級のカテゴリーの製品として売るため、ラベルを偽造していた疑いで地元警察は6人を逮捕、多数のワインが押収された。中国国営英字紙の環球時報(Global Times)は、同県では数件の会社が様々な種類のワインやラベルを同様の手法で偽造するビジネスを行っていたと伝えている。

特に同県の3軒のワイナリー(Jiahua Wine Company、Ye Li Changli Wine Co., Ltd、 Genghao Beverage Co.)は偽造罪で告発され、営業停止となっている。押収されたのは偽造ラベルのワインが5,114ケース、ラベルがまだ貼られていないワインが280本だった。昌黎県はワインの生産で有名で、中国国内第三位の生産量を誇り、『中国のボルドー』として知られている。

北京や天津といった多くの大都市のスーパーは、このニュースが報道された後すぐに、昌黎県のワインの販売を中止した。告発された3軒のワイナリーのうちのひとつであるJiahua Wine Companyは年間に250万本のワインを販売していたが、地元新聞によると、同ワイナリーでは1本10元(約125円)以下で売られている低価格帯ワインの生産には化学物質と水だけを使っていたという。

中国中央電視台は、河北省秦皇島市でワイン生産に関わっているセールスマネージャが、ワイン生産に20%の発酵果汁をつかい、残り80%は着色料や香味料を含む化学物質を混合した砂糖水を使うよう指示する様子を報道した。

地元住民は、今回の事件により同県のマイナスイメージが大きくなり、経済的に大きなダメージを受けるだろうことを懸念している。地元でワインを生産している張さんは「これからどうやって生き残っていけるかわかりません。今回失った信頼を回復するのは非常に難しいでしょう。昌黎では住民の約80%がワイン生産に従事しています。今後だれも私たちのワインを買わなくなったとしたら、我々はどうしたらいいのでしょう。」と打ちのめされている。

Source : WineNews

 ,

コメントをどうぞ

認証用の文字が見づらい場合は、右のボタンを押し、再読み込みしてください。
*

Spam Protection by WP-SpamFree


Produced by ©Alphanet s.r.l.