2008 年 9 月 26 日

アンジェロ・ガイヤ氏のブルネッロ規定変更発言で論争

Filed under: トスカーナ — vinovinovino.com @ 6:58 PM

モンタルチーノのいくつかのワイナリーが提案した生産規定の変更について、舌戦が繰り広げられている。

これは先頃、ブルネッロの生産で世界的にも有名なアンジェロ・ガイヤ氏が、イタリアの有力新聞コッリエレ・デッラ・セーラのインタビューでの発言に端を発する。

ガイヤ氏は、違法に他のブドウをブレンドしたブルネッロの生産者は、規定の変更を求めるよう働きかけるべきだと語った。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノはサンジョヴェーゼ100%で作られることが規定されているが、モンタルチーノの複数のワイナリーは、ブルネッロにサンジョヴェーゼ以外のブドウをブレンドしていたのではないかという嫌疑がかけられている。

このガイヤ氏の発言をうけ、多方面から反論がわきあがっている。

コル・ドルチャのオーナーで、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ組合前会長フランチェスコ・マローネ=チンザノ氏は「サンジョヴェーゼ以外のブドウの使用を認めるためにブルネッロの規定を変えると提案するような発言はやめてもらうべきだ」と述べ、生産者の大多数が『ブルネッロはブルネッロのままであるべき』と考えていると付け加えた。

しかし、モンタルチーノの第2のワインであるロッソ・ディ・モンタルチーノの厳格な規定については緩和すべきとの声が高まっている。

1880年代にブルネッロを生み出したパイオニア、フェルッチョを祖父にもつビオンディ・サンティ社のフランコ・ビンディ・サンティ氏は、地域内の一定の区域はサンジョヴェーゼの生産に適していないと示唆したうえで、「ブルネッロの規定変更云々よりも、ロッソ・ディ・モンタルチーノへの他のブドウを認めることについて考えるべきだ」と述べた。

地元の報道によると、ビオンディ・サンティ氏の提案はモンタルチーノの大多数の生産者たちの支持を受けているという。

マローネ・チンザノ氏は「ロッソ・ディ・モンタルチーノに対する厳しい制約を緩和しようというビオンディ・サンティ氏の提案には賛成だ。だが、ブルネッロはこれまでどおりでなければならない。」と述べた。

ブルネッロの今後を決定するため、近いうちに会合が開かれる予定になっている。

 ,

コメントをどうぞ

認証用の文字が見づらい場合は、右のボタンを押し、再読み込みしてください。
*

Spam Protection by WP-SpamFree


Produced by ©Alphanet s.r.l.