2008 年 1 月 17 日

カリフォルニア工科大学が、ワインの味が価格に比例するという研究結果を発表。

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 1:59 AM

スタンフォード・ビジネス大学院とカリフォルニア工科大学の研究グループが、被験者が何も知らされずに全く同じワインを2度試した場合、価格がより高いと知らされた方のワインを美味しく感じるという研究結果を発表した。また、脳波の測定において、被験者が高価なワインを手にしたとき、脳内の喜びを司る領域に連結した神経が刺激されることがわかった。

研究グループ責任者のアントニオ・ランゲル教授によると、この結果はマーケティングにおける神経作用に光を投げかけるものだという。同氏は、同じカベルネ・ソーヴィニョンを20人に飲んでもらい、その脳をMRIで測定したが、彼らの評価はボトル1本3ユーロから60ユーロまでとかなり異るものとなった。

非常に興味深いニュースであるが、イタリアでは論争を引き起こす危険性がある。マルケ州農業生産者連盟副会長、フランコ・ヴェッラシーナ氏はこう語る。「明らかに、マーケティングはワインの分野においても重要な手法ですが、まずは中身があってこそです。イタリアには生産者間、消費者間に強い伝統と文化が息づいています。この研究結果が、どこにおいても当てはまるわけではありません。平均的にイタリアワインは正当な価格に見合う本質的価値をもっていますが、他の国では必ずしもそうではありません。そうでなければ、すでに嗜好の平坦化が認められているに違いないのですから。」

 

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