ロッソ・ディ・モンタルチーノ、サンジョヴェーゼ100%の生産に変更なし。
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ組合は7日、ロッソ・ディ・モンタルチーノの生産にメルローやカベルネ・ソーヴィニョンなどの品種をブレンドすることを認めるかどうかについての投票を行い、現規定から変更がないことを決定した。ジャーナリストでワイン評論家のFranco Ziliani氏が明らかにした決定投票の内容によると、678の投票数のうち、210票が賛成、465票が反対、3票が白紙であった。
なお、有名ワイナリーIl PoggioneのFabrizio Bindocci氏は、投票前に英ワイン専門誌Decanterに向け、個人的には“サンジョヴェーゼ派”であることに変わりは無いとしながらも、他の品種をブレンドすることで、より世界の人々に受け入れられる味にできるという考えから、賛成の立場を表明していた。
同組合のEzio Rivella氏は「今回の結論にいたるまで、組合内では非常に議論されたが、国際的にも高い評価を受けるワインとしてその特色と価値を守った形だ。」と述べた。
Reference : L’acquabuona
