2012 年 6 月 8 日

コルク臭にさようなら?仏の会社が新たなタイプのコルク栓を開発

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 12:41 PM

DIAM CORKコルク栓のワインボトルと切っても切れない問題、それがコルク臭。100本のうち4本にコルク臭のするワインがあるとされている。しかしこの長い戦いに終止符が打たれる時がきたかもしれない。

生産者にとって損害が大きいのは、一度売ったボトルを返品されることだ。これは特に日本のインポーターとの間に多いリスクである。しかし天然コルク、合成コルクのほかに第三の道を切り開いたのが、フランスDIAM Bouchage社が特許を取得した技術だ。DIAM社は1年間に約10億個のコルク栓を売り上げており、これはコルク栓市場の約5%を占めている。

DIAM社が新たに開発したコルク『Diam® 15』は、長期熟成する偉大なワインのために研究されたもの。DIAM社は保存期間や透過性により、スティルワイン向けのコルクを4種類(Diam® 2, 3, 5, 10)生産しているが、今回さらに15が加わる。(なお、発泡ワインにはDiam® ClassicとDiam® Spumanteの二種類がある。)

Diam® 15には49mmと54mm、2種類のサイズがある。合成ではなく、最新の技術を用いて0.25~1.2mmの天然コルクの粒を凝集させたものだ。DIAM社が特許を取得した、コルクを精製する技術は、コルクをある一定の圧力と温度に置き、超臨界二酸化炭素を利用してコルク臭の原因とされる化学物質TCAや、ワインの味を影響を与える他の物質をコルクの粉から取り除く。この新しいコルクは通常の天然コルクよりも価格が安いという。

DIAM社のDominique Tourneix代表は記者会見で「これは従来のワインの生産方法を変えるものです。今後は二酸化硫黄の利用を考える必要がなくなるかもしれません。」と述べた。

世界のコルク生産量は1年で3億トンに達し、その栽培は地中海沿岸地域に集中している。

Source : L’Espresso food & Wine, Civiltà del bere
Photo : Diam

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