2008 年 4 月 16 日

ワインボトルの重量を減らそう。

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 3:08 PM

ワインボトルワイン界が環境保護へ動き出している。イギリスのWine & Spirit Trade Association(WSTA)とゴミ対策として立ち上げられたイギリスの政府機関Waste & Resources Action Programme(WRAP)によって企画されたフォーラムでその最初の第一歩を踏み出した。ワイン業界が軽量ボトルについて会合の場を持つのは初めてのこと。

食品業界において生産される商品のうち、その梱包部分、つまりパッケージの量は非常に多く、その数は減少するどころか、企業のマーケティング戦略によりますます増えているのが現状である。ワインに限らず全ての飲料業界が現在この問題に取り組み始めている。パッケージの軽量化を行うことで環境問題に配慮できるだけでなく、経済的にも支出を減らすことができるからである。このため、すでにリサイクルに積極的に取り組んでいるコカ・コーラ社などの大企業も現行のガラスボトルより20%軽いボトルの生産を始める予定だ。

WRAPは、重量を減らすことでどのくらいの節約ができるのか、より正確な数字でみることができるウェブサイト(http://winebottles.wrap.org.uk/)を公開した。各国からイギリスに運ばれるボトル数を入力すると、どれくらいのコスト削減ができるか、また炭酸ガス放出がどれだけ抑えられるかということを500g、360g、300gのボトル重量に応じて比較することができる。

しかし、ゴミとコスト削減にむけた戦略はこれで終わらない。昨年WRAPは、瓶詰めされたものではなく、コンテナで量り売りワインを輸送した場合、30~40%のCO2削減につながるという研究結果を発表した。この結果はイタリアにとっても重要な意味を持つ。近年、ワインはイギリス市場でも人気の高い商品となったが、国内生産ではその需要に追いついておらず、多くのワインを輸入している。つまり、この新しいエコロジー文化は、イタリアの輸出の形を変えるかもしれない。近年イタリアワインのイギリスにおける売上は5億ユーロ以上に上っている。

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