2012 年 11 月 29 日

“ワインは良い血をつくる”は本当だった

Filed under: 研究 — vinovinovino.com @ 6:41 PM
To Your Health

To Your Health (Photo credit: Kevin Labianco)

赤ワイン一杯が良い血をつくる、というのは何度も言われてきたことだ。古くから伝えられてきた人々の知恵が、IRESMO(ヨーロッパ分子科学研究所)の研究により科学的根拠を得ることになった。

この分野の研究への扉を開いたのは二つの重要な分子、クエルセチンとレスベラトロールだ。しかし専門家らによると、これらの物質は単体では、赤ワインの健康効果を十分に得ることはできないという。特に脳や循環器系の血栓の形成リスクを下げるにはなおさらである。カラブリア大学化学科の教授で、IRESMOの代表を務めるニコラ・ウッチェッラ教授は、「研究所では、本当の健康効果を得られる、赤ワインに含まれる物質を特定するため、細胞培養を行いました。そして謎が明らかになったのです。」と強調する。こうして発見されたのが、ブドウの果皮や黒ブドウの種に含まれる物質(グリコシルフラボノイドとプロシアニド)で、これらは血中に溶け込み効果を発揮する。

赤ワインに含まれる、体内組織を守るこれら二つの分子が、適量の赤ワインを飲むことによって血液の循環を良くし、心疾患や脳疾患のリスクを軽減するという。Iresmoは独自の研究で、赤ブドウのなかにグリコシルフラボノイドとプロシアニドを特定した。これらの物質は命にかかわる心臓発作や脳梗塞を予防することができる。

今回の研究成果は、世界の専門家が参加し、複雑な研究を重ねた賜物だといえる。イタリアで昔から言われてきた“ワインは良い血をつくる(Il vino fa buon sangue)”という言い回し。それが真実であることが今回の研究で明らかになった。

Source : ANSA

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