2013 年 1 月 28 日

アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ、海外をメインに成長続ける

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A bottle of the Italian wine Amarone della Val...

A bottle of the Italian wine Amarone della Valpolicella from the Veneto. (Photo credit: Wikipedia)

力強く複雑味があると同時に、心地よくまろやかで飲みやすい-これがアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラの成功の秘訣だ。アマローネはここ数年で、特にイタリア国外ですさまじい成功を遂げたワインであり、全生産量の80%を海外へ輸出している。

ヴァルポリチェッラ組合のクリスティアン・マルケジーニ代表は、アマローネの2009年ヴィンテージの披露会で、「アマローネを生産する畑の総面積は2000年には5,200ヘクタールだったが、2012年には7,000ヘクタールにまで増加した。アマローネ、レチョート、リパッソそしてヴァルポリチェッラの4種類でヴェネト州の原産地呼称ワイン生産量の10%を占めている。」と説明した。

ヴェローナ商工会議所のアレッサンドロ・ビアンキ代表は、「2003年から2012年までに、アマローネの生産者は150増え、567に達した。また2009年から2011年にかけては売上が20%増加し、その数字は今も伸びていることから、今後もアマローネの見通しは明るいと考えている。」と話した。 またヴァルポリチェッラ組合のディレクター、オルガ・ブッシネッロさんによると、卸価格から生産価格をみてみると1年間に3億5千万ユーロで、商工会議所のデータから総売上は7億ユーロを超える見込みだという。これは特に海外輸出(アマローネは全生産量の80%が海外へ輸出されている)が大きく貢献している。また、ヴィーニタリーで116カ国からの400名(輸入業者、ワイバー経営者、ホテル責任者など)を対象に行ったアンケートによると、68%がアマローネは自国で非常に、もしくは十分知られているという回答が得られた。また79.6%の消費者が、特別な機会で利用したい重要なワインと答えている。

アマローネはまた、国際的な原産地保護活動に力を注いでいる。ビアンキ氏は「我々は2004年から“アマローネ”、“アマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ”、“レチョート”、“ヴァルポリチェッラ・リパッソ”のブランドを各国で登録する準備をしてきた。そしてこれまでに36カ国で登録を完了しているが、これからも中国といった国々でも活動を続けていく予定だ。7年間で45万ユーロをかけた大きな投資だが、商品の保護と言う意味でも重要だ。最近の例で言えばデンマークで販売された『プリマローネ』というものがあったが、我々はデンマーク当局の協力のもと、すぐに市場からこれらのワインを回収させた」と話した。「『減らそう、節約しよう、守ろう』をスローガンに、我々はオーガニック農法認定の畑130ヘクタール、またオーガニック農法への切り替え登録をする畑70ヘクタールを有している。それというのも、この地域では多くの人が日常的にブドウ栽培やワイン醸造に関わっており、環境を守ることは誰もが関心をもっている。」

数字で見るアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ

  • 2012年ブドウ生産量 8.2トン
    (うちアマローネ、レチョート・ディ・ヴァルポリチェッラ用の陰干しブドウが3トン)
  • アマローネ栽培畑総面積 約7,000ヘクタール
    ※2010年8月から始まった新規定により、畑の増設が不可となったため、利益性を保持できるかどうかは今後数年の動きをみることになる。
  • ヴァルポリチェッラの土地価格 50ユーロ/㎡
  • ワイナリー 4,000 (多くが家族経営)
    ※30%が個人経営、40%が地域にある7つの協同組合のいずれかに加入
  • 瓶詰め業者数 272
  • ヴァルポリチェッラ地区総生産量 約6千万本
    ※うち25%はアマローネ・デッラ・ヴァルポリチェッラ
  • アマローネの輸出割合 全生産量の80%

主要輸出国は北ヨーロッパ、北アメリカ、ドイツ、スイス。しかし近年ロシア、中国、シンガポールのほか極東アジアの国々での需要も高まってきている。

Source : WineNews

※生産量が間違っていましたので修正しました。(2013/2/5)

 

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