2013 年 3 月 22 日

2012年世界のワイン生産総括(OIV調べ)

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 1:04 PM

世界のワイン生産量が減少している。これは特にヨーロッパでの異常気象と、過去数年に渡る抜根政策のため、歴史的な収穫量減少があったことが大きい。 昨日、OIV(国際ブドウ・ワイン機構)が世界の主要ワイン生産国44カ国の2012年における生産量、消費量に関する総括を発表した。

2012年は過去2年とは異なる様相を見せており、ヨーロッパの主要生産国5カ国(イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、ポルトガル)の世界における生産量の割合は、62.3%に減少した(2011年は65.4%)。一方、新世界(南アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、チリ、アルゼンチン、アメリカ)のワイン生産割合は2011年の25.7%から2012年は28.2%に上昇している。

明らかに厳しい収穫状況ではあったが、イタリアの海外ワイン輸出量は2012年に21億5千万リットルとなり、全世界のトップとなった。続いてスペイン(19億1千万リットル)、フランス(15億リットル)が上位3カ国となっている。

2012年の世界のワイン消費量は245億2千万リットル。ヨーロッパの消費は安定しており、フランスでは3億リットル強で2011年と比べ9千万リットル増となった。しかしワイン消費は、経済危機前のレベルには戻っていないもののヨーロッパ以外の国で増加している。アメリカでは2012年の消費量が29億リットル達するとされており、また中国でも前年比9%増と大きな伸びが見られた。
とはいえ、ワイン市場は生産量減の影響でヨーロッパを中心に厳しい状況が続くとみられる。2012年、ヨーロッパのブドウ畑総面積は42億1,200万ヘクタール(2011年比0.8%減)であった。

2012年の世界のワイン生産量は250億9千万リットルが見込まれている。これは非常に低い生産レベルとされており、特にヨーロッパでは141億3千万リットル(マストやジュースは除く)の生産量となる見込みで、2011年と比較すると10%の減少となる。フランスの2012年の生産量は前年比16.8%減少、スペインは11.2%の減少となっている。

Source: WineNews

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