第二回イタリアロゼワインコンクールが5月に開催
しばしば赤ワインと白ワインの“ブレンド”と誤解され、過小評価されているロゼワイン。実際は黒ブドウをつかい、果皮と果汁をつけこんで美しいロゼの色を出すという歴史ある洗練された醸造技術でつくられている。
世界のワイン消費の1割はロゼワインが占めており、関心はますます高まっている。世界各地の総生産量は8年間で13%増え2530万ヘクトリットルに達した。主な生産国はフランス(75%)、イタリア、アメリカ、スペイン(OIV調べ)となっており、消費量ではアメリカが35%とロゼワイン消費のトップである。イタリア国内ではプーリア州がロゼワインの生産を牽引している。
昨年初めてプーリアで開催された第一回『イタリアロゼワインコンクール(Concorso Enologico Nazionale dei Vini Rosati)』には280のワイナリーから370種類のワインが参加し成功を収めた。二回目となる今年の参加ワインはさらに増えると見られている。2013年の参加登録は今月22日に締め切られ、5月18日に授賞式が開催されることになっている。
Source : WineNews
