2013 年 4 月 19 日

【英研究】妊娠中のアルコール摂取は少量であれば子供へ及ぼすリスクは高くならない

Filed under: 研究 — vinovinovino.com @ 12:23 PM
English: Pre-eclampsia, toxemia, hypertension ...

English: Pre-eclampsia, toxemia, hypertension in pregnancy (Photo credit: Wikipedia)

妊娠中にアルコールを飲むことに関する議論には終わりがない。妊娠中のアルコール摂取は子供に身体的、精神的な出生異常をもたらす原因となり得るが、時々少量を飲むことについては問題はないという研究結果が専門誌BJOG(International Journal of Obstetrics and Gynaecology)に発表された。

研究は2000年から2002年にイギリスで生まれた10,534名の幼児を対象に行われ、妊娠中の少量のアルコール摂取と7歳の子供の成長への関連性を調べた。これまで、妊娠中に少量のアルコール摂取が子供に与える影響に焦点をあてた研究はなかった。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの研究者らは両親、担当教師らから得たアンケート結果と自宅でのインタビューから、子供たちの詳細情報を収集したほか、数学、読み、空間認識における認知能力テストを行った。

また、子供の母親らを全くアルコールを飲まない母親(12.7%)、アルコールは飲んでいたが妊娠中は飲まなかった母親(57.1%)、妊娠中に少量を飲んでいた母親(23.1%)、妊娠中にアルコールを飲む量が増えた母親(7.2%)と4つのグループに分けて調査を行った。

この結果、少量を飲む母親から生まれた子供は、全く飲まない母親から生まれた子供と比べ、行動的困難をもつ確率が低いことが分かった。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンのYvonne Kelly教授は、「7歳の子供の行動的、認知的発達において、妊娠中の少量の飲酒が子供に与える悪影響のリスクを高めるということは示されなかった。我々はさらに、子供たちの周囲の環境が行動的、また知能の発達にどのような影響を与えるかについて理解を深める必要がある。」と話した。

研究者らは「妊娠期間中にアルコールを避けるのは懸命なことだが、たとえ少量を飲んでしまったとしても必要以上に不安がることはない」と述べている。

Source: Science world report, WineNews

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