伊Gentleman誌、Best Italian Wines 2013を発表
イタリアの経済紙Milano Finanzaの月刊誌『Gentleman』が“Best Italian Wines 2013”を発表した。同誌は、イタリア国内の主要ガイドブック(ガンベロロッソ、エスプレッソ、ヴェロネッリ、ルカ・マローニ、イタリアソムリエ協会)の評価を総合してこのランキングを発表している。
イタリアの経済紙Milano Finanzaの月刊誌『Gentleman』が“Best Italian Wines 2013”を発表した。同誌は、イタリア国内の主要ガイドブック(ガンベロロッソ、エスプレッソ、ヴェロネッリ、ルカ・マローニ、イタリアソムリエ協会)の評価を総合してこのランキングを発表している。
ワイン普及のための様々なイベント開催や活動を行っているEnoteca Italianaが、2012年のバカンスシーズンで最も人気のあるワインを調査した。イタリア最大の農業団体Coldirettiによると、2012年は不況下でもワインと食の観光関連の売上は50億ユーロを超えるとみている。多くの観光客の間では、伝統的なワインよりも、新しいワインの種類や生産地への興味が高まっているようだ。
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ヴェルディッキオのふるさとマルケ州で、過去12年にわたって開催されてきた『Selezione Vini da Pesce(魚介料理に合うワインコンテスト)』。タイトルのとおり、魚介料理に合わせるのに理想的な白ワインとロゼワインを評価するというユニークなワインコンテストだ。この歴史あるイベントが今年、国際コンテストとして生まれ変わる。
Assoenologi(ワイン醸造専門技術者協会)のデータによると、イタリア国内で、白ワイン消費の割合(55%)が赤ワイン・ロゼワイン消費(45%)を超えた。これはコッリオ・カルソ保護組合主催で、ゴリツィアにて今月11日から12日の2日間にかけて開催される白ワインの国際会議のプレゼンテーションで発表された。この国際会議にはロバート・パーカー氏の米有名ワイン紙The Wine Advocateでイタリアを担当するAntonio Galloni氏も講演を行う。
先日ロンドンで開催されたオークションで、1811年のシャトー・ディケムが75,000ポンド(約955万円)で落札され、世界で最も高価な白ワインとしてギネスブックに登録された。
イタリアからのワイン輸出で、白ワインが赤ワインを追い抜いた。海外におけるイタリアワイン消費は60%が白ワインとなる。世界的にアルコール度数の低い、軽めのワインが好まれている傾向が浮き彫りになった形だ。このデータはAssoenologi(ワイン醸造専門技術者協会)が2010年のイタリアワインの動向についての分析によって明らかとなった。
先週13日から16日にかけて開催された『魚料理に合わせるワインセレクション(Selezione nazionale dei vini da pesce)』で、トレントのワイナリーCavitが特別賞の“カーリチェ・ドーリコ”に輝いた。今年はアブルッツォ州のワイン6銘柄が金メダルを獲得、つづいてヴェネト州(金メダル3銘柄)、ロンバルディア州となった。
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