2008 年 7 月 8 日

赤ワインに含まれる成分が老化防止に効果。

カテゴリー: その他, 海外 — vinovinovino.com @ 7:12 PM

レスベラトロールが老化防止薬の成分として利用される可能性が高くなった。

これは、アメリカの国立老化研究所が行ってきた研究によって明らかになったものである。レスベラトロールは、ブドウの皮や赤ワインに含まれる抗酸化物質で、加齢による骨、視力、心臓の老化を遅らせる効果があることがわかっている。これはすでにマウス実験でも明らかになっており、レスベラトロールを投与したマウスは、他のマウスと比べ平均寿命が高く、また肥満による体への悪影響も減少していた。これらの研究は、レスベラトロールの効果を発見したことで一躍有名となったハーバード・メディカルスクールのデイヴィッド・シンクレア博士の指揮により行われたものである。

次の段階として、老化防止薬の成分としてレスベラトロールを活用するための研究が進められている。

イタリア語の『プロセッコ』がアメリカの辞書に。

カテゴリー: 海外 — vinovinovino.com @ 6:54 PM

今日から、アメリカでプロセッコをオーダーするときは直接『プロセッコ』という言葉が使える?

『プロセッコ』はイタリア語で、英語ではイタリアン・スパークリングワインと言われている。今回、アメリカのベストセラー辞書、Merriam-Webster’s Collegiate Dictionary上で『プロセッコ』という言葉が正式に掲載される。

今回、新たに掲載される言葉はおよそ100語で、様々な外国語からとりいれられたものが多い。辞書の編纂者によれば、これらの言葉はすべて何年にもわたって日常的に使われてきたもので、認知度も極めて高いため、辞書に掲載することが決まったとしている。

ちなみに、このおよそ100語は、アメリカ人の外国料理への関心が反映されているものが多い。例えば『Pescatarian』は日常的に使われるようになった新語で、「魚を食べるベジタリアン」という意味である。(イタリア語でPescaは魚釣り、Pescatoreは漁師の意。)

2008 年 7 月 3 日

トスカーナの小さなDOC“ソヴァーナ”のイベントが8月に開催。

カテゴリー: トスカーナ — vinovinovino.com @ 6:28 PM

トスカーナの、まだあまり知られていない小さなDOC『ソヴァーナ(Sovana)』。考古学的に、またその建築や自然主義でも有名なエトルリアの流れをくむ小さな町の名前に由来するこのDOCが、エノテカ“Vino al Vino(ヴィーノ・アル・ヴィーノ)”主催のイベントの主役として帰ってくる。

Photo & Photoの企画による写真コンクール『ソヴァーナの地のワイン(Il vino nel territorio di Sovana)』の参加者は、カンティーナを訪れ、畑からボトルまで様々なシーンを撮影。その中で選ばれた作品はサヴァーナの通りに展示され、一般投票が行われる。8月2日、上位3作品は表彰され、ソヴァーナのワインが贈られる。また上位12作品は、カレンダーとして出版される。また、プロカメラマンによる『ワインとその土地(Vino e Territorio)』などをテーマとした作品展も同時開催。ソヴァーナの土地の魅力を写した生き生きとした作品が展示される。

このイベントはまだ若いDOCであるソヴァーナをより理解するのに理想的な機会だろう。ソヴァーナはその厳しい規定のため生産量は多くないが、火山帯で凝灰岩の含まれた土地はミネラル分が多く、ワインに風味としっかりとしたボディーを与える。アルコール度数は高めである。

詳細はオフィシャルサイト(www.enotecadisovana.it/bando)にて。

2008 年 7 月 2 日

5月の悪天候でピエモンテのブドウ収穫量が例年の50%に?

カテゴリー: ピエモンテ — vinovinovino.com @ 7:08 PM

今年の収穫はピエモンテでも歴史的な不作となるかもしれない。5月に続いた悪天候のため、全生産量の50%を失ってしまうかもしれないというのだ。これはイタリア農業団体Coldirettiのアスティ支部の専門家が判断したものである。ピエモンテには18,000ヘクタール以上という広大なブドウ畑が広がる。日照りが続き、暑くなると思われる夏が、前出の50%という値を30%にまで減らすかもしれないと予想されているが、雨による直接的な被害以上に、生産コストの上昇も懸念されている。

2008 年 6 月 30 日

スクリューキャップ使用の是非。

カテゴリー: 海外 — vinovinovino.com @ 9:09 AM

スクリューキャップのワイン
イギリスの有名ワイン雑誌Decanterは、赤ワイン、白ワインともにスクリューキャップの使用は望ましいことだと評価した。Decanter誌の記事『スクリューキャップを選ぶ50の理由』に掲載された専門家の評価によると、スクリューキャップはコルク栓の経済的理由による代替品でも、品質が劣っているわけでもなく、コルク栓と比べてワインそのもののアロマと風味を保つのに、より有効であることが明らかなのだという。

海外ではスクリューキャップが着実に普及してきている。特にアメリカやイギリスではスクリューキャップのワインが急速に増えてきている。またオーストラリアやニュージーランドの白ワインの大部分にはスクリューキャップが使われている。またフランスの名門、ミシェル・ラロッシュがスクリューキャップを選んだことも注目すべき点であろう。

にもかかわらず、未だ伝統的なコルク栓を選ぶ傾向は強い。特に消費者のワインに対する標準的なイメージに立ち向かう専門家や生産者はまだ少ない。多くの人にとってボトルの栓を抜くという“儀式”はやめられないものなのである。というのもスクリューキャップはなんとなく品質が劣ったような感じを受けてしまうからだ。

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