2009 年 11 月 30 日

OIV:2009年世界のワイン産業動向

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 10:55 AM

OIV(国際ブドウ・ワイン機構)は、2009年のワイン産業の動向に関する第1回目のレポートを発表した。これによると、2009年世界のワイン産業は世界的な経済危機の影響をまだ受け続けているという。OIVの最高責任者であるフェデリコ・カステッルッチ氏は「輸入量では若干の成長が見られたものの、2009年の世界のワイン消費は残念ながら2008年よりも落ち込み続けると思われる。これは経済危機により、取引量や輸入国での消費が減ったことが原因だ。」と語った。

また世界のブドウ畑面積も2009年は後退がみられた。欧州連合が制定した畑の抜根政策により、約7,500万ヘクタールが姿を消した。特にヨーロッパの主要ワイン生産国であるフランス、イタリア、スペイン、ポルトガルでは明らかな減少が見られた。

2009年の生産量は約2億6,800万ヘクトリットルで2008年とほぼ変わらない数字となっている。欧州連合加盟国27カ国全体では、フランスやポルトガル、ルーマニア、ブルガリアでの生産量が上昇したことで前年比+1%とわずかな上昇をみせた。一方、伝統的にワインを生産するイタリアやスペイン、ドイツでは前年と比べると生産量が減少した。 なお、南半球やアメリカ、スイスなどを合わせると、世界の総生産量は減少している。アメリカやチリ、スイスでは生産量の上昇がみられたが、アルゼンチンやブラジル、オーストラリアでは減少が目立ったことが影響している。

詳細なレポートはOIVオフィシャルサイトでダウンロードできる。(英語・伊語・仏語・西語・独語)

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