2010 年 5 月 26 日

EUオーガニックワイン規定制定:南北ヨーロッパ間に大きな隔たり

Filed under: その他,海外 — vinovinovino.com @ 1:50 PM

先日開かれた会合で、欧州委員会はオーガニックワイン規定制定に関する審議を行ったが、加盟国間には未だ多くの隔たりがあり、合意に至ることはできなかった。この大きな要因はオーガニックワインに含まれる亜硫酸塩の許容量である。

欧州委員会はオーガニックの赤ワイン1リットル当たりに100mg、白ワイン1リットル当たりに150mgを提案した。通常のワインには亜硫酸塩の最大許容量として赤ワイン150mg、白ワイン200mgが認められている。しかし多くの加盟国はオーガニックの赤ワインに120mg、白ワインとロゼワインに170mgの許容量を認可するよう求めている。

このため欧州委員会の提案は特に北部ヨーロッパから跳ね返された形だ。フランスやドイツ以外にも、ポーランド、オーストリア、オランダ、イギリス、スイス、ポルトガル、チェコなどが亜硫酸塩許容量の上限を上げるよう求めている。

これらの国々では太陽の恩恵を十分に受けることができないため、アルコール度数を上げるための糖分の追加に加え、ワインを安定させるためにも亜硫酸塩(つまり酸化防止剤としての二酸化硫黄を加えること)を必要としている。

欧州委員会の提案に対する議論は亜硫酸塩についてだけではない。このほかにもブドウを搾る際の温度管理についてや、国ごとに免除規格を設けることなどを求めている。

イタリア農林政策省のガラン大臣は「オーガニックワイン規制に関してEUが結論を引き延ばしたことで、ヨーロッパの各国間には亜硫酸塩をはじめとするオーガニックワインの品質基準における見解に、未だ相違がみられるということが明らかになった。イタリアとしては、一般的なワインとオーガニックワインの品質には明らかな違いがあることを明示すべきだと考えており、今回中部、北部ヨーロッパの国々の要望が引き延ばされたことで、我々の提案を再度投げかけていくことができる。イタリアとしては、オーガニックと名のつく商品を選ぶ際、消費者を欺くようなことがないよう、亜硫酸塩の許容量を極力減らすよう申し出ている。」と語った。

本会議内容は今後欧州連合の閣僚会議が開かれることになっている。

Source : TeatroNaturale.it

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