2012 年 3 月 14 日

イタリア大型量販店、高価格帯ワインの売上増

Filed under: 調査 — vinovinovino.com @ 11:54 AM
Supermarket wines

Supermarket wines (Photo credit: Gabriella Opaz)

スーパーなど大型量販店でのワイン販売は現在も厳しい状況が続いているが、5ユーロ以上のワインの売上量は2011年と比較して11.1%増加した。イタリア人はスーパーでもワインを買い控えているが、購入時はクオリティの高いものを選んでいるようだ。

世界の紙パックワインの売上は0.9%減少しているが、750mlのボトルワインは低価格帯、高価格帯で売上が伸びている。3ユーロ以下のワインは売上量が0.6%増、5ユーロ以上のワインは11.1%増となった。

Vinitalyを前にSymphonyIRI Groupが行った、2011年の大型量販店のワイン販売についての調査によると、紙パックワインは積極的なプロモーション活動を行っているが売上は横ばい、また1.5リットルのマグナムの売上は大きく落ち込んでいる。一方で原産地呼称ワインの売上は1.1%増え、売上平均は1リットル当たり4.1ユーロとなっている。また大型量販店の自社ブランドワインも売上量が11%伸びており、3年にわたってこの傾向が続いている。

スーパーで売れているワインも興味深い。上位三位はランブルスコ、サンジョヴェーゼ、モンテプルチャーノ・ダブルッツォとなっているが、大きな伸びを見せたのはピニョレット・ダッレミリア(29.6%増)、ペコリーノ(26.5%増)だった。またブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(14.8%増)、ガヴィ(14.4%増)、ロッソ・ディ・モンタルチーノ(11.1%増)の売れ行きも堅調な伸びを見せた。

大型量販店連合FederdistribuzioneのGianluca Di Venanzo代表は「今回のブルネッロの売上データは、今では消費者が大型量販店でクオリティの高いワインを購入できるとわかっていることを示している。5ユーロ以上のワインの売上の成長は今はまだ控えめだが、今後徐々に市場全体の成長を支えていくことになる。大型量販店はワイン販売店として重要さを増し、消費者の目は厳しくなっている。このため今後は消費者へさらに魅力的な価格でワインを提供できるよう、生産者らとの話し合いを一層強化していかなければならない。」

SymphonyIRI Groupの顧客サービスディレクターVirgilio Romano氏も同様の評価だ。「2011年の大型量販店におけるワイン販売は、イタリア国内のワイン消費動向に比例している。売上量はわずかに減少、売上額は増加していることから、消費者が高品質なものを求めていることがわかる。また販売傾向には二つの特徴がある。3ユーロ以下のワインの重要性と中-高価格帯(5ユーロ以上)のワインが伸びていることだ。つまり消費者選択の二極化が進んでいるといえ、この傾向は他の食品にも見られた。また今後数カ月で、5ユーロ以上のワインの売上上昇傾向をどのように強めていくことができるかを調べていくことになる。」

Source : MF Dow Jones

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