2012 年 4 月 27 日

イタリアのアグリツーリズモ、一番人気はトスカーナ

Filed under: その他,トスカーナ — vinovinovino.com @ 3:19 PM
Summer afternoon...

Photo credit: Foto_di_Signorina

イタリア旅行協会(Touring Club Italiano)と、アグリツーリズモ(農家が提供する宿泊施設)のポータルサイトAgriturismo.itの調査によると、今年はじめのアグリツーリズモでの宿泊は昨年と比べて20%減少しているが、今月終わりからの飛び石連休やバカンスシーズンを前に需要は高まっており、年末には昨年と同じ水準まで回復するだろうとの見方がでている。

イタリア国立統計研究所(ISTAT)のデータによると、イタリアにおけるアグリツーリズモの数は1998年は9,718軒だったが、2010年は19,019軒と倍増しており、その伸び率は90%にのぼる。

2010年のアグリツーリズモの宿泊客は51%が外国人で、うち42.7%がドイツ人、つづいてオランダ人、フランス人、ベルギー人となっている。一方イタリア人でアグリツーリズモでの宿泊をする人の数は前年とほぼ同様で、ロンバルディア州(全体の20.8%)、ラツィオ州(13.4%)、ヴェネト州(11.9%)の人が特に多い。また2000年はアグリツーリズモへ宿泊するイタリア人が190万人だったのに対し、2010年には470万人に増加しているのも興味深い。人気のある地域は、トスカーナ、プーリア、トレンティーノとなっている。

イタリア旅行協会研究センター代表のMassimiliano Vavassori氏は、「アグリツーリズモが提供するサービスは農家に宿泊するだけではない。実際観光客は食事やアクティビティ、例えばトレッキングや乗馬、料理教室など、その土地の自然や文化をより身近に感じるサービスを求めている。アグリツーリズモ側には、家族の暖かなおもてなしに加え、田舎の自然や生活に触れる体験や、地元で育ったものを使った郷土料理などを提供できるような対応が求められている。」と話す。

実際、アグリツーリズモではパッケージプランなどを用意しているところも多く、自家製のワインやオリーブオイルなどを手軽な価格で販売するなど、サービスが充実してきている。普通のホテルでは味わえない宿泊体験ができることでも人気が高い。

Agriturismo.itのデータによると、不況の影響は感じるが、アグリツーリズモではその度合いは低い方だ。Agriturismo.itのプロダクトマネージャーFabrizio Begossiさんは「検索量は昨年同様、前向きな数字がでている。アグリツーリズモでのバカンスを選ぶ人は短い滞在を好む傾向があるが、不況の影響でこのような滞在形式を選ぶ人が増えている。」と話す。

Source : Vini & Sapori

 

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