2013 年 5 月 6 日

【米調査】“オーガニック”という言葉が食品の認識に与える影響

Filed under: フード関連,調査 — vinovinovino.com @ 12:36 PM
"Organic-Sustainable Farmed Products"...

“Organic-Sustainable Farmed Products” by Vicky Tesmer (Cool Globes) (Photo credit: kumasawa)

アメリカ、コーネル大学の研究者らが、オーガニック商品の消費者認識を調べた。これはシンプルな表示やマークが、消費者の味覚や健康に関する意識にどのような影響を与えるかをみるためのものである。この調査で、『オーガニック』という言葉が、消費者の好みに非常に大きな影響を与えただけでなく、商品の品質そのものへの認識にも影響を与えていることがわかった。

115名の調査対象者は、ニューヨーク州イサカにあるショッピングセンターに集まり、調査に参加した。参加者には3グループ(ヨーグルト2種類、クッキー2種類、フライドポテト2種類)の商品を評価してもらった。それぞれのグループの商品の一方にはオーガニック表示あり、もう一方はオーガニック表示なしとした。しかし実際には全く同じ内容のものを異なるパッケージにしただけのものだった。

アンケートは3つの項目を用いた簡単なもので、味、カロリーに関する評価、またこの商品にどれだけの金額を払えるかを尋ねた。中身は全く同じものだったが、『オーガニック』という表示が、消費者の認識に大きな影響をもたらしていた。クッキーとヨーグルトに関して参加者は、オーガニック表示のある方をカロリーが少ないとし、購入金額も23.4%多く支払えると回答した。

またこれらの食品の栄養に関するイメージにも明らかに大きな影響があった。参加者の多くがオーガニック表示のあるクッキーとヨーグルトに『脂肪分が少ない』、フライドポテトには『栄養価が高い』という評価をした。これだけではない。今回の調査ではパッケージの表示が味の認識を欺く結果になった。オーガニック表示のある商品を試した人たちは、こちらの商品がより好ましいものと感じており、ヨーグルトに至ってはオーガニックのほうがより美味しいと答えた。

アンケートには商品評価とは別に消費習慣についての項目もあり、そこでは全ての消費者が『オーガニック』という言葉に影響を受けやすいわけではないことがわかった。商品の成分表示をよく読み、習慣的にオーガニック食品を購入し、環境に配慮した生活(健康的なライフスタイル、リサイクルを積極的に行うなど)を送っている人は、オーガニックという表示による影響をあまり受けていなかった。

Source: Teatro Naturale

 

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