2013 年 5 月 9 日

ニッチなオーガニックワイン、じわじわと成長中。

イタリア経済が未だ低迷を続ける中、その逆をいくのがオーガニックワインだ。イタリア、ノミズマ社のプロジェクトであるワイン観測所“Wine Monitor”の調査によると、イタリアでは2003年から2011年の間にオーガニックのブドウ畑面積は67%増加した。またワイン界で最も重要なワイン消費国であるアメリカにおいて、イタリアのオーガニックワインは全オーガニックワイン輸入量の13%を占め、国別では3位となっている。

割合をみるとイタリアでは、全ブドウ畑のうち6.5%がオーガニックで(これはオーストリア(8.6%)につづく2位。世界平均は2%)、ヘクタール数でもスペインの57,000ヘクタールに続く2位(53,000ヘクタール)。数字としてはまだまだ小さいが、成長傾向にあるこの動向は注目に値する。
Wine Monitorのデータによると、現在イタリアでは53%の家庭がオーガニック食品を購入しており、うち5%がオーガニックワインを買っている。つまり全イタリア人家庭の2%でオーガニックワインが飲まれていることになる。

Source: WineNews


2013 年 5 月 6 日

【米調査】“オーガニック”という言葉が食品の認識に与える影響

"Organic-Sustainable Farmed Products"...

“Organic-Sustainable Farmed Products” by Vicky Tesmer (Cool Globes) (Photo credit: kumasawa)

アメリカ、コーネル大学の研究者らが、オーガニック商品の消費者認識を調べた。これはシンプルな表示やマークが、消費者の味覚や健康に関する意識にどのような影響を与えるかをみるためのものである。この調査で、『オーガニック』という言葉が、消費者の好みに非常に大きな影響を与えただけでなく、商品の品質そのものへの認識にも影響を与えていることがわかった。

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2013 年 2 月 1 日

『自然派ワイン』と『オーガニックワイン』の違いとは?

Pleasant Afternoon

Pleasant Afternoon (Photo credit: Jon Wiley)

『自然派ワイン』と『オーガニックワイン』の根本的な違いはなんだろうか?それはオーガニックワインは規定によって体系化されているが、自然派ワインはそうでない点だ。

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2012 年 9 月 21 日

ベジタリアンに朗報。ワインに新しい認証制度開始。

ベジタリアンやヴィーガンの人も安心してワインが選べるようになる認証制度が近いうちに始まる。今日のワインづくりにはできるだけ自然な生産方法がとられるようになってきているが、一部では未だ清澄剤として卵のアルブミンやカゼインが使われている。しかし、今後数週間のうちにこれらの成分を使っていないことを示す認証制度が始まる予定で、ワインにも正確さを求めるベジタリアンには嬉しいニュースだ。

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2012 年 7 月 26 日

EU認可のオーガニック表示、2012年収穫分から適用

EUオーガニックロゴEU認可の『オーガニックワイン』表示が2012年収穫から開始される。ワインの成分の透明性を高める新規定となる。

このオーガニック表示をするためには、いくつかの基準を満たしていなければならない。ソルビン酸の利用や脱硫は認められず、二酸化硫黄含有量はかなり低く設定されている。ヨーロッパにおけるオーガニックワインの最大二酸化硫黄許容量は赤ワインで100mg/L(通常の赤ワインは150mg/L)、白・ロゼワインは150mg/L(通常の白・ロゼワインは200mg/L)となっている。ただし1リットル当たりの残糖分が2gを超える白・ロゼワインについては許容量の上限が180mgまで引き上げられるとしている。*30mgまで引き上げられるとしている

EU圏内でのオーガニックワイン生産に使われる畑は約75,000ヘクタールで、全ブドウ畑面積(約350万ヘクタール)の2%にあたる。オーガニックワインを最も多く生産しているのはイタリア(30,341ヘクタール)、つづいてフランス(21,403ヘクタール)、スペイン(17,665ヘクタール)となっている。

Source : WineNews

* 150mgから、さらに30mgの追加が認められるという意味でしたが、誤解を招く記述であったため訂正いたしました。(2012/7/27)


2012 年 3 月 13 日

Vinitaly、初のオーガニックワイン展示会を開催

Vinitaly 2011

Vinitaly 2011 (Photo credit: br1dotcom)

『オーガニック』は農作物市場で成功するための魅力ある言葉のひとつだ。不況のなか、オーガニック市場は着実な成長を見せている。2012年からは、ワインもEU認定のオーガニック表記ができるようになる。イタリアはオーガニック食品の生産が世界でもトップクラスで、Revue du Vin de Franceの調べによると、オーガニック農法で栽培されているブドウ畑の総面積は、スペインに続いて世界第二位である。(スペイン:57,000ヘクタール、イタリア:52,200ヘクタール)

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2012 年 2 月 29 日

アメリカとEU、オーガニック認証で連携も生産者間で“オーガニック”の解釈に食い違い

Labeling for products that meet the USDA-NOP s...

Image via Wikipedia

アメリカにおいて『オーガニック』ワインと『オーガニックぶどうでつくられた』ワインの違いは何だろうか?それは二酸化硫黄(亜硫酸塩)の含有量にある。しかしラベル上には『オーガニック』ワインだけが、エコ商品であると一目でわかるUSDA(アメリカ農務省)認定のオーガニックシールを付けることができる。この違いが生産者らの間にオーガニックワインの在り方についての論争を引き起こした。

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