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ALBANA  アルバーナ

アルバーナ
アルバーナでつくられる原産地呼称ワイン生産地

エミリア・ロマーニャ州で広く普及している品種で、古代ローマ人がこの地に持ち込んだとされている。アルバーナという名前はローマの南側に位置するアルバーノ丘陵を由来とするとされているが、ラテン語で「白」を意味する“Albus”から来ているという説もある。 以前はアルバーナ種にも黒ブドウ品種が存在していた。生命力は強いが繁殖力が弱いため、房を長く残す独特の剪定を行う。この品種からつくられるワインは糖度や酸味が高く、種や果皮にはタンニンが豊富に含まれている。

 

ワインの種類:
葉: 大型の三枚葉もしくは五枚葉。
ブドウの房: 大型で長く、1つもしくは2つの岐肩をもつ。
果粒: 中型の楕円形。果皮は薄いが固く、蝋粉が多い。緑がかった黄色もしくは琥珀色に近い濃い金色。
適した土壌: 春季の霜や乾燥に強く、粘土質の丘陵地域を好む。
ワインの特徴: <ドライ>
金色がかった麦わら色。桃やバラ、アーモンドやセージの香り。その酸味はワインに複雑味を与える。
<パッシート>
金色がかった黄色。桃やアンズ、砂糖漬けのフルーツやアカシアのハチミツの香りがし、スパイス香やバニラ、木の香りなども感じられる。これらの香りは口内でも感じられ、余韻が長い。
   
■アルバーナで作られる原産地呼称ワイン
<エミリア・ロマーニャ州>

Albana di Romagna DOCG
Colli Bolognesi DOC
Reno DOC

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